みなさん、こんにちは！
もしコラムを書いたとしたら、そのコラムを読者の方が最後まで読んでくれたら嬉しいですよね。
そこで今回は、『知らないとソンする！読者の心をつかむ必殺コラムライティング』というタイトルでお届けします。
ところで「インサイト」って言葉を聞いたことがありますか？
インサイトとは、英語で「洞察」「理解」「見抜くこと」という意味の言葉です。
特にマーケティング分野では、顧客の本質的な欲求や行動の動機、潜在的なニーズを指します。
このインサイトを使って読者の心をつかむライティング方法をお伝えしていきます。
是非、このインサイト活用術を利用して、読者の心をつかむ必殺ライティングを目指してみましょう！
インサイトとは？
マーケティングにおけるインサイトとは、お客様が全く気づいていない真実だったり、隠れた本音やニーズ を指します。
インサイトはお客様の本質的な欲求や行動の動機を理解して、共感を呼ぶ文章を書くために欠かせない要素になっています。
インサイトの重要性
ライティングにおいてインサイトが重要である理由は、商品の特徴や利点を列挙するだけの広告よりも、消費者の深層心理に訴え、彼らの真の問題や欲求に対応するメッセージを作成できるからです。
具体的には、以下のメリットが挙げられます
- 顧客の心を掴み、共感を得られる:インサイトは、顧客が抱えている潜在的な悩みや欲求を浮き彫りにし、共感を呼ぶストーリーを構築できる。
- 購買意欲を高める:顧客が自覚していないニーズを刺激することで、購買意欲を高め、行動を促すことができる。
- 信頼関係を築く:顧客は、自分自身を理解し、共感してくれる企業や商品に対して、より深い信頼を寄せるようになる。
「申し込む意味があるのかな？登録する意味があるのかな？」と迷っている人に対して、インサイトがその背中を押すための重要なワンプッシュになるのですね。
インサイトをみつける方法
インサイトをみつけるには、以下の方法があります。
- 顧客インタビュー
- アンケート調査
- 行動観察
- データ分析
お客様の声に耳を傾け、データを読み解くことで、お客様が自覚していない真実や隠れたニーズを発見することができます。
インサイトを活用したコラムの書き方
コラムは、読者の共感を呼び、知識や考え方を共有するのに最適なツールです。
しかし、読者を最後まで引き付け、共感を得られるコラムを書くのは簡単ではありません。
そこで、今回はコラムライティングのテクニックとして、PREP法とGDTの法則を組み合わせた方法をお伝えします。
PREP法の構成を活用する
『PREP法』の構成をまずお伝えします。
- Point（ポイント）: 結論
- Reason（理由）: 結論に至る理由
- Example（例）: 理由を具体的に説明する例
- Point（ポイント）: 再度結論を強調
まずは最初に結論を伝えてから、その理由、具体例、再度結論を伝えるといった順番でコラムを書いていきます。
GDT法則を取り入れる
ここでいう『GDTの法則』は、Goal（目標）、Desire（欲望）、Teaser（本性）の頭文字を取ったもので、内容は以下になります。
目標（Goal）顧客が達成したいと考える目標や望み
欲望（Desire）顧客が得たいと望む利益や満足感、喜び
魅力（Teaser）顧客の興味を引き、好奇心をかき立てる要素
PREP法のPのポイント(結論）のところに、GDTの法則を入れて興味づけをしていきます。
※タイトルにも、GDTの法則を入れていきます。
インサイトを効果的に盛り込む
インサイトとは、お客様が全く気づいていない真実だったり、隠れた本音やニーズ を指しました。
このインサイトを、PREP法の最初のP（結論）に、GDTの法則と組み合わせて取り入れます。
こうすることで、読者の興味をめちゃくちゃ引きつけます。
この手法を用いることで、読者がコラムを最後まで読むことを促すライティングが実現します。
インサイトを活用したライティングの事例
ダイエットサプリメントをテーマにしたライティングの事例を紹介します。
(事例)
ダイエットを頑張っても、なかなか成果が出ないと悩んでいませんか？
実は、多くの方のダイエットがうまくいかないのは、痩せ菌不足が原因なんです。
痩せ菌は、腸内環境に存在する善玉菌の一種で、脂肪を燃焼し、体重を減らす効果があります。
しかし、食事から痩せ菌を十分に摂取するのは難しいのです。
そこで、○○ダイエットサプリの出番です。
○○ダイエットサプリは、効率的に痩せ菌を増やすことができるサプリメントです。
ダイエットサプリを摂取することで、腸内環境を整え、痩せ菌を増やすことができます。
腸内環境が整えば、便秘や下痢などの消化器症状も改善され、免疫力も高まります。
○○ダイエットサプリで痩せ菌を増やして、効率的にダイエットを成功させましょう！
痩せ菌のダイエットに関するサプリメントの説明は、消費者が普段気付いていないような重要な事実を提供することで、彼らの興味を引くという戦略に基づいています。
このサプリのインサイト（深い洞察）は、
「あなたが悪いのではなく、痩せ菌が足りないから痩せられない」
「痩せ菌は食事からはなかなか取れない」
という消費者が気づいていない点です。
一般的に、消費者が既に知っているような内容だと、それ以上の情報を求めない傾向があります。
しかし、新しい情報や彼らがまだ気づいていない事実(インサイト)を提供すると、興味や信頼感が湧き、「このサプリを試してみようかな」と思うようになります。
コラムの書き方ステップ
ここではコラムの書き方をお伝えしますね。
ステップ1：テーマを決める(自分の興味のあること、読者の知りたいこと、社会で話題になっていること等々)
ステップ2：ターゲット層を明確にする(誰に向けてコラムを書くのか、ターゲット層の年齢層、性別、職業、興味関心などを把握する)
ステップ３：情報を収集する(本や雑誌を読む、インターネットで調べる、専門家にインタビューする、自分の経験を振り返る等々)
ステップ4：PREPの法則に基づいて構成を考える
ステップ5：GDTの法則とインサイトを使って冒頭部分を書き上げる
ステップ6：具体的なエピソードや事例を盛り込む
ステップ7：読みやすい文章を心がける(句読点を適切に使い、見出しや箇条書きを活用するなど、読みやすい文章を心がける)
ステップ7：誤字脱字をチェックする
ステップ8：読み返して修正する(完成したコラムを声に出して読み返したり、第三者に読んでもらったりして、修正箇所がないか確認する)
PREPとGDTの法則とインサイトを組み合わせることで、読者を最後まで引き付け、共感を得られるコラムを書くことができます。
上記のステップを参考に、ぜひコラムに挑戦してみてください。
まとめ
『知らないとソンする！読者の心をつかむ必殺コラムライティング』はいかがだったでしょうか？
『インサイト』をつかって、読者の心をつかむコラムを書いていきたいですね。
必殺コラムライティングを身につければ、文章力だけでなく、セールスや講演のスキルも向上させることができます。
必殺コラムライティングを、極めてみませんか？
ここまでお読み頂きありがとうございました。
