みなさんはチャットGPT(ChatGPT)を使ったことはありますか?
実は私は最近まであまり使っていませんでした。
しかし有料版を使ってみるとすごく便利で、仕事の効率もできて、今では手放せないツールになりました。
そこで今回は『チャットGPT(ChatGPT)のメリットは?無料版と有料版の違いや使い方を調査!』というタイトルで、お届けします。
チャットGPT(ChatGPT)の無料版はどんな使い方ができるの?や、
有料版はいくら位かかるのか?など、
使ったことのない方が疑問に思うことをテーマに調査しました。
よかったらお時間ある時にみてくださいね。
チャットGPTとは何か?
チャットGPT(ChatGPT)はOpenAIによって開発されたAIチャットサービスで、自然な対話形式で質問に答えます。
この技術は、Generative Pre-trained Transformer(生成事前学習型トランスフォーマー)と呼ばれ、2022年11月にリリースされました。
その自然な会話能力と高い回答精度から、たちまち人気を博しています。
私も最初に使ったときは、回答の速さには本当に驚きました。
また、字を間違えて入力したにもかかわらず、文章を正しく読み取り適切に回答してくれました。
ただ残念ながら日本ではまだ利用者がそれほど多くありません。
特に有料版の利用者は約2%程度だと聞いています。
本当に少ないですね。
それでは、普段の生活や仕事に大変便利なチャットGPT(ChatGPT)について、少しでもその魅力が伝わるようにお伝えしていきますね。
AI技術の進化とチャットGPTの登場背景
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上記は、Xで投稿されていたチャエンさんのポストです。
特に左上の表がとてもわかりやすくて、AI技術の進化の流れがよくわかります。
この表からもAI技術はここ数十年で大きく進化しました。
特に注目されているのは、自然言語処理(NLP)という分野です。
2017年には「トランスフォーマー」と呼ばれる新しいタイプのモデルが登場し、コンピューターが文の意味をより深く理解できるようになりました。
この技術を利用して、OpenAIがGPTという強力なAIを作り出しました。
チャットGPT(ChatGPT)は、人との会話がより自然で、様々な質問に答えられるように設計されています。
この技術は、顧客サポートや教育、エンターテイメントなど、さまざまな分野で使われるようになりました。
チャットGPTの基本機能とは?
基本の機能を表にまとめました。
チャットGPT(ChatGPT)は、質問を入力するとそれに応じた答えを返してくれます。
簡単な質問だけではなく、文章の要約や小説や詩の創作、英文の翻訳、表作成など、さまざまなことに使えます。
素晴らしいとしかいいようがないですね。
チャットGPTの仕組み
なぜ会話ができるのか不思議に思いますよね。
その仕組みについて少し説明します。
まずチャットGPTは、質問を受けると、その内容を解析し、キーワードを抽出します。
そして、これらのキーワードを使って、インターネット上の情報を検索し、最も適切と思われる情報を基に回答を生成します。
このプロセスは、連想ゲームのように行われるため、時には誤った答えが出ることもあります。
しかし、会話の中からキーワードを抽出すると聞いて、それには納得しましたね。
ただ、その処理速度の速さには本当に驚かされます。
無料版チャットGPTの魅力と活用方法
ChatGPTには、無料版のGPT-3.5と、有料版のGPT-4があります。
それぞれに特徴がありますので、1つずつお伝えしていきますね。
無料版の主な特徴と利用
無料版の特徴と利用できる機能については以下になります。
無料版のできないこと
無料版で、できないサービスは以下になります。
- 画像生成できない
- GPTs利用できない(※2024年5月14日から無料版でも利用できるようになりました)
- 新機能の先行利用は受けられない
- ブラウジング(検索)機能がない
有料版チャットGPTのメリットとは
有料版GPT-4は、画像生成できるのが1番の魅力かなと思っています。
実はこのブログで使っている豚のキャラクターですが、GPT-4で作ってもらったものです。
素敵なキャラクターですよね。
入れた指示は『ブタのキャラクターが未来的なコスチュームを着ている画像を出してほしい』としました。
※画像の場合は、英語で入力した方が、より正確な理解と適切な画像が得られるとのことです。上記を翻訳して英語で入力しました。
※ちなみに背景はCanvaで作りました。
有料版の主な特徴と利用
有料版の特徴と利用できる機能については以下になります。
項 目 | 詳 細 |
---|---|
学習データ最新性 | 2023年4月まで |
画像生成 | 利用可能 |
ブラウジング機能 | あり |
GPTsの利用 | 利用可能 |
アクセス制限 | なし |
反応速度 | 速い(無料版GPT-3.5よりは遅い) |
回数制限 | GPT-4は3時間に50回まで 無料版GPT-3.5は無制限 (どちらも利用可) |
最大単語数 | 25,000語 |
文字数制限(日本語) | 8,000~12,000文 |
出力文字数 | 1,000文字程度 |
サポート体制 | 受けられる |
新機能先行利用 | 新機能β版利用可能 |
利用料金 | 月額20ドル |
有料版GPT-4を利用する時には、3時間で50回までという制限があります。
そのため普段使いには、回答が早い無料版のGPT-3.5を使って、
詳細な情報が必要なときには、有料版のGPT-4を使うのがおすすめです。
※無料版GPT-3.5は通常の質問や会話には十分ですが、専門的な情報が必要な場合には有料版GPT-4を利用すると、より詳しい回答が得られます。
例えば無料版GPT-3.5は町の図書館で、有料版GPT-4は国立図書館と考えてみてください。
両方のバージョンを使い分けることで、効率的に情報収集ができます。
チャットGPTの使い方とヒント
「チャットGPT(ChatGPT)を使ってみたけど、思ったような答えがでなかったよ」ということがあります。
質問の出し方次第で、答えの解像度や質が変わるんですね。
そこで、効果的な質問の仕方についてお伝えしていきます。
効果的な質問の仕方
質問するときに使う指示文は、プロンプトと呼ばれています。
例えば、台本を作りたい時のプロンプトを考えてみます。
ざっくり指示:「〇〇のテーマで台本を作って」
おすすめ(要素付き)指示:「テーマ、ターゲット、長さ、ゴール、アウトプット形式(箇条書き等)等を明確に入れる」
指示内容を表に整理しました。
項 目 | 詳 細 |
---|---|
テーマ | 台本が扱うテーマや内容を具体的に示してください |
ターゲット | 台本を誰に向けて作成するのか、対象となる視聴者や読者の属性を指定してください |
長 さ | 台本の長さや時間枠を指定してください。例: 10分間のショートフィルム用、1時間の舞台演劇用など |
ゴール | 台本で達成したい目標や伝えたいメッセージを、明確に述べてください |
出力形式 | 台本の形式やフォーマットを指定してください 例: ダイアログ形式、シーン別に分けた構成、箇条書きの概要など |
具体的に指示を含めることで、期待する台本がより具体的に明確化され、作業効率が向上し、望ましい結果が得られます。
また1つのプロンプトで完璧を目指さず、何度も指示(プロンプト)をくりかえすことで、ゴールに到達していきます。
同じプロンプトでも回答は変わります。
また出てきた回答をそのまま使うのではなく、最終意思決定者はあくまでも自分になります。
そのためプロンプトの出し方など、自分のスキルを上げていくことも必要になってきます。
楽しみながら使いこなせるようにしていきたいですね。
質問の効率を高める方法
質問を入力するのが面倒な時がありますよね。
そんな時におすすめの方法がありますので、紹介しておきますね。
①音声入力のVoice In (拡張機能)を利用する。
会話するように入力できますので、普段使いにおすすめです!
②記号を使って入力する
●#(ハッシュタグ)の使い方
#指示
・あなたはWEBマーケターです
・WEB上で発信したいのですが、テーマが決まっていません。
そこで以下の条件でテーマを10個考えてください
#条件
・ターゲット
年齢〇〇、性別〇〇、職業〇〇
#は、下記の文章の内容や条件を提示する時に、#〇〇と入力します。
●****の使い方
****
(〇〇〇〇〇……)
****
区切りをつけたい時に、****を上下に入力します。
●翻訳したい時には、言語記号を入力すると指示が通りやすくなります。
・langja →文の後に挿入すると、日本語にしてくれます。
・langen →文の後に挿入すると、英語に変換してくれます。
※下の2文字が言語コードになっています。
*ここで紹介したプロンプトはほんの一例です。様々な方式がありますが、ここでは省略させて頂きますね。
チャットGPTを使った学習・仕事効率化の例
表にまとめてみました。
セキュリティ
情報は基本的にチャットGPT(ChatGPT)の運用データとして利用されるため、使用する際には個人情報を含めないように注意してください。
チャットGPTを最大限に活用するために
チャットGPT(ChatGPT)を最大限に活用していくための方法をいくつかお伝えしていきます。
GPTsの活用
GPTsは、2024年5月14日から無料版でも利用できるようになりました(※GPTsの作成はできません。)
通常、チャットGPTはアシスタント的な役割を担うように設定されていますが、
GPTsは自分の好みや目的にあわせて自由にカスタマイズでき、詳細な指示を事前に設定できます。
具体的には、
- 口調や言葉遣い
- 例「大阪弁で答えて!」「丁寧な言葉遣いで話して」
- 回答形式
- 例「箇条書きで回答する」「箇条書きと文章の両方で回答する」
- 情報処理
- 例「英語を日本語に翻訳する」「文章を要約する」
といった指示を入れ、あなたなりのカスタマイズができます。
毎回この指示を入れることは面倒なので、GPTsは大変便利なものになります。
GPTsは単なるアシスタントではなく、あなた自身の考えやアイデアを具現化するための強力なツールと言えますね。
継続的な更新とコミュニティの活用
継続的な更新:ChatGPTは常にアップデートされて進化しています。
OpenAIや他の関連組織は、定期的に新しい情報やデータを取り入れて、ChatGPTの性能や機能を向上させるよう努力しています。
私たちも定期的にアップデートすることが重要ですね。
コミュニティの活用: ChatGPTのコミュニティは、オンラインフォーラムやSNSグループで情報やアイデアを交換し合う場です。
ここでは、ChatGPTの活用方法やヒントを共有し、互いの経験から学び合うことができます。
このコミュニティを活用して、より効果的にChatGPTを使いこなしていきたいですね。
将来のAI技術の展望
すでにAIは医学、法学、物理、化学、数学、歴史など、多岐にわたる分野で高度な知識を持ち、その知識は専門的な試験(医師や弁護士等)に合格できるレベルまでに達しています。
多言語に対応しており、英語、フランス語、ロシア語、日本語、スペイン語等で対話が可能です。
AIの進化についてですが、研究によると、今後10年以内に人類の知性を10倍も上回る可能性があると言われています。
この進化が現実のものとなれば、私たちの生活、仕事、さらには社会の構造自体が大きく変わることは間違えないですね。
まとめ
『チャットGPT(ChatGPT)のメリットは?無料版と有料版の違いや使い方を調査!』はいかがだったでしょうか?
チャットGPT(ChatGPT)は企業でもまだまだ取り入れているところは少なく、7%程と言われています。
AIを禁止しようというところもまだあるのが現状です。
しかしAIは今後2年で急速に社会に浸透していくと予測されています。
かつて自動車が普及したように、AIも私たちの生活に深く入り込んでいくと言われています。
AIは単なる技術革新にとどまらず、社会全体に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。
変化を恐れずに、新しい技術をどんどん学んでいきたいですね。
まずは、チャットGPT(ChatGPT)の無料版から始めて、使い方をマスターしたあとは、有料版の検討もおすすめします。
最後に余談にはなりますが、私はAIのことを女性オンラインスクールのリボラボで知りました。
チャットGPT(ChatGPT)を利用するようになったきっかけが、リボラボになります。
もしこれからAIやその他WEB関連のことを学ぼうと思う方には、おすすめのスクールとなっています。
下記にアクセス方法を載せておきますね。
もし興味のある方は、お時間ある時に是非のぞいてみてください。
それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。